はじめての出産前に知ってほしいことがあります。実際に経験した出産の流れを3つのポイントでまとめました。
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【Kanoeのエピソード】
▶陣痛の痛みはダンプカーがゆっっくり腰の上を通っている感覚でした。夜からの出産で、夜中は陣痛の合間に寝落ちしたり...
▶最後はなんと院長先生登場で、ゴットハンドにお腹を押されて産まれました。
▶出産後は、2時間くらい処置をしてもらってから部屋に戻ります。初めての出産に20時間くらいかかりました。
あれ?オギャーが聞こえない。「あら!寝てますね」と言われました。赤ちゃん、寝とるんかー--い!!そんなこんなで幕を閉じたはじめての出産でした。
はじめての出産前に知っておきたい3つのポイント
出産は人それぞれですが、出産までのおおまかな流れをみていきましょう。
①子宮口が開き始めると、とうとうお産の始まり
赤ちゃんが誕生する出口である子宮口が開き始めます。
その日の健診で子宮口が開いてきていると言われ、夕方に内診グリグリをしてもらいました。夕食を食べ始めたときに、食べられなくなる程の痛みが腰に走り、お腹にも走る...。
子宮口が開き始めたらお産の始まりです。最初は、これが陣痛か?と思うレベルでドーンドーンと腰を叩かれている感じでした。
※内診グリグリとは、卵膜剥離のことだそうです。卵膜を子宮口付近の子宮壁からはがして分娩誘発をするそうです。
②陣痛間隔が短くなってきたら、分娩待機室または陣痛室で待機する
一定の間隔で陣痛がくるようになり、陣痛時間が短くなってきたら分娩待機室へ移動します。
私は、分娩待機室で叫びまくりました。陣痛に波があることを待機室で体感し耐えました。
陣痛の波が引くと寝落ちして、陣痛の波がまた来ると陣痛の痛みと共に目を覚まします。子宮口がさらに開き、陣痛レベルもマックスに。ダンプカーが腰の上をゆっっくり通っている感覚でした。
もう陣痛の痛みに心が折れそうになりますが、赤ちゃんも産道を通ろうと頑張っている証拠です!
③分娩室で役に立ったアイテムはリップクリーム
陣痛間隔がさらに縮まり、赤ちゃんが降りてきたらとうとう分娩室へ移動します。分娩室で役に立つアイテムがあります。それは、リップクリームです。
分娩室に入る頃は身体から水分がどんどん出ており、さらに水分が出ていくので唇がとても乾燥します。
オヤジは、今はリップクリームどころではないでしょ!!と思ったらしいですが、入院部屋に取りに行ってもらうほどリップクリーム最強でした。ぜひ一本、リップクリームを用意しておくことをオススメします。ニベアおすすめです♪
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はじめての出産前にのまとめ
はじめての出産前に知っておいてほしいことは、
①子宮口が開き始めると、お産の始まり
②陣痛間隔が短くなってきたら、分娩待機室または陣痛室で待機する
③分娩室で役に立ったアイテムはリップクリーム
です。さらに知っておいてほしいことがあります。
おまけ情報
▼陣痛促進剤
陣痛に波があるのですが、中々陣痛が来なかったり弱かったりする方も中にはいます。そんな時に陣痛促進剤を投与します。点滴で身体に送るのですが、副作用や子宮破裂などが起こる場合もあるそうです。
分娩中、オヤジが同意書にサインをするのですが、万が一のことを考えたらサインをする手が一瞬止まったと話していました。
▼会陰切開
出産時、会陰や膣が裂けることを防ぐために会陰に切り込みを入れることを会陰切開といいます。聞くだけで鳥肌が立ちますが、陣痛の痛みで切開はほぼ分かりませんでした。
縫合時も、生まれたばかりの赤ちゃんをずっと見ていたので痛みが分からず...
もちろん傷が痛む方もいるので、安静にしてくださいね。
と、ここまで書いてなんか出産怖い!と思わせたらすみません。でも、出産は本当に命がけです。赤ちゃんも細い産道を通って会いにきてくれます。赤ちゃんとパートナー、そして何より自分の産む力を信じればきっと乗り越えられます。
最後に、出産時のいきみ方やいきみ逃しを事前に調べて、少し頭に入れておくとさらに良いかと思います。
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