妊娠が分かってから、働くママは慌ただしい毎日がやってきます。仕事の引継ぎや部署移動、またプライベートでは出産に向けての準備や妊婦健診が続きます。そんな中でもママの身体が第一です。今回は、仕事とプライベートで知っておいてほしいポイントをまとめました。
▶Kanoeのプロフィール
妊娠が発覚したのは妊娠5週目のときでした。順調にキャリアアップを目指し、その要となる時期に妊娠発覚です。さて、どうするか。
【Kanoeのエピソード】
▶最初に考えたことは会社への報告でした。ネット検索すると安定期に入ってからの報告が多いと載っていたのですが、当時現場での責任者だったこともあり、すぐ上司に報告。そして、1か月後に配置換えをしてもらいました。
▶しかも、配置換えのタイミングでつわり(悪阻)が始まります。初めて体験するつわりの過酷さに2か月間休職させてもらうことになりました。
▶体も心配だけど、収入面の不安も頭をよぎります。2ヶ月も無収入って、上京したてのあの頃の大変さが蘇る~ಥ_ಥと妊娠発覚から精神崩壊状態でした。
産休入る前にやること【仕事編】
なんだか会社に相談しにくいな~というママがいたら、お子さんがいる仕事仲間や上司に相談するいいですよ。
①妊娠報告は上司には早めに伝えておく
妊娠中は何が起こるか分からないので、仕事仲間には安定期に入ってからの報告で良いと思います。ただ、人事や直属の上司には早めに伝えると気持ちの持ちようが違います。
私は、直属の上司だけは早めに報告をしました。つわりがひどくなった時やお腹が大きくなってきた時に配属先を考慮してもらったり、急な休みにも対応してもらいました。
②仕事中、つわりは我慢しない
人によって、本当につわりの加減は違います。私の知り合いは、ちょっと食欲が落ちたくらいと言っていました。つわりがあっても、普段と変わらず仕事ができる人もいれば、一切動けない人もいます。無理は絶対にしないことです。
私は、‟吐き気・頭痛・嘔吐・眠気”のループでした。体重も3キロ減。今は身体第一だ!と言ってくれた上司に感謝。お子さんがいる上司は最強の味方です。
③収入面の不安は制度を利用して解決
つわりがひどくて仕事に行けず、一旦休職なんてこともあります。お金がすべてではないのですが、やはり仕事を休むとなると心配になるのは収入が0になることです。
『傷病手当金』をご存じですか?
私は、傷病手当金という制度があるなんて知らなかったのですが、休職期間中に事務の方が調べて情報を送ってくれました( ;∀;)
傷病手当金とは、
・公的医療保険の制度のひとつで健康保険に加入している方が対象
・3日を超えて仕事を休まざる得ない、休職4日目以降の分に適用される
・医師の診断書が必要(医師の証明がないと原則対象にならない)
・支給期間は最長1年6か月
・もらえる金額は、月給÷30日×2/3×(連続で休んだ日ー3日)
です。
仕事がしたいけど出来ないモヤモヤと、収入面の不安がありましたが傷病手当金のおかげでホッとしました。私が勤めていた会社は、今まで女性社員は妊娠や出産で退職された方ばかりで前例がなく、会社側も色々と調べながら手続きしてくれて感謝でした。
ちなみに、傷病手当金は有給を使うと支給対象外となるので気を付けて下さい。
会社によって社内規定があるかもしれないので、まずは上司に妊娠・出産について聞いてみてくださいね。
では、次にプライベート編についてみていきましょう。
【Kanoeエピソード】
▶休職中はつわりが酷すぎて1日がとても長かったです。唯一の励みが健診でした。「終わりはきっとくる、この子が成長している証だ」と信じて…信じるしかなくて?
▶妊娠期間中は、身体の変化が激しいので遠慮せずにパートナーに伝えることがとても大事です。完璧主義な私は家にいるんだから家事は自分がやらないと、と思って勝手に無理をしていたなと今だから思います。オヤジが気づいてくれたから、無理やり布団で休むようになりました。
▶身体の変化といえば食べ物です。偏食というか、主食がお菓子の私にとって『食べること』を考え直すよい期間でした。一人暮らしをしてからは、好きな物だけ食べていたので食生活を見直すことが大変でした。
産休前にやること【プライベート編】
仕事以上に大切にしてほしいプライベートでのやることポイントです!妊娠初期はつわりとの付き合いになると思います。
④体調不良や頼みたいことなどは言葉でパートナーに伝えること
妊娠するとプライベートも変化していきます。特につわりは、週によって日によって時間によってどんどん変わります。経験して初めて分かる辛さです。パートナーだから言わなくても分かってくれる!は通用しません。パートナーだからこそ出来ること・出来ないこと・やってほしいことを言葉で伝えることです。
「こんな身体が辛いのに分かってないでしょ!」と思いたくなる日もありますが、「こんな感じで身体が辛いんだ~」と共有してあげて下さいね。
⑤食べ物へ意識を向ける
妊娠すると食べたい物が食べられないことが増えます。お酒は飲めない、うなぎはダメ、野菜を毎日摂ろうなど...産婦人科の先生に言われましたが、つわりが収まってくる12~15週目までは自身が食べられる物を食べるのが一番だそうです。それ以降は、栄養バランスを考えた食事を!!とのことでした。
私は、つわり時期は冷蔵庫の中がレモン味で溢れていました。(オヤジに言われるまで気が付かなかった)あと、マックのポテトが無性に食べたくなる。お酒大好きで、食生活が乱れすぎていたので本当に大変でした!
▶葉酸サプリは可能であれば妊娠前から摂りましょう。赤ちゃんの身体をつくるサポートをしてくれる大事な栄養です。
私は無知で、妊娠発覚時期から飲みましたが早ければ早いほどいいです。
⑥自分時間を大切にする
妊娠すると色々と制限されることが多いです。制限されることで気持ちが沈んだりする時もあります。でも、妊娠中だからこそ味わえることもたくさんあります。変わらず身体優先ですが、自分時間を大切に。お腹にいる赤ちゃんにはママのリラックスした状態が伝わります♪
私は、運動不足もかねてYouTubeで「恋ダンス」を見ながら練習して踊ったり、ノンアルコールで気分転換をしました(^^)
産休入る前にやること まとめ
産休に入る前にやることは、思った以上に時間が限られています。体調面の様子を見ながら仕事をして、プライベートも注意しながら過ごすとあっという間に時間が過ぎます。
私は、お酒を飲みながら本を読むことが好きなので、ノンアルコールと過ごしました。妊娠期間は育児書を読んでみたり、出産準備の本も読んだりしました。あと、コウノドリの漫画はママパパに読んで欲しい!本当におすすめです。
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出産までなにもしてなかったー!とならないために、産休に入る前にやってほしい6つのポイントをぜひ参考にしてください。
妊娠期間が充実した毎日でありますように。