4歳の幼児が公文を習い始めるなんて、大変そう!可哀そう!無駄そう!という声に、実際に公文を習い始めてからの子供の様子やメリット・デメリットなど、公文3年目の効果を検証してみようと思います。
「くもんにいくもん♪」でお馴染みの公文式ですが、幼児から公文式を習えるってご存じですか?
ちびkanoeは4歳から公文を習い初めました。
▶ちびkanoeについて:登場人物紹介
本記事の目次:
▼公文を習い始めたきっかけ
▼公文の効果の最大のポイントは宿題
▼公文を習い始めて半年後のピンチ
▼公文を習い始めて1年目前で辞める決断
▼公文を習い始めて3年目の効果
└公文のここがすごい!
└子供の変化・親の変化
▼4歳から公文を習い始めるのは無駄?のまとめ
結論からお伝えすると、幼児期から公文を習うことは無駄ではありません。
1教科習っただけでも、書く・考える・見直す・直す・話すが身についていきます。しかし、身につくまでは幼児期の子供だけの力ではとても難しいです。ママパパがしっかりサポートして初めて身についていきます。
実際に公文を習い始めた日々の中で起きた出来事と共に、公文の効果をみていきましょう!
▼公文を習い始めたきっかけ
ちびkanoeが公文を習い始めたきっかけは、仲のいい友達が公文を習っていたからです。
仲がいい友達と一緒に行きたい!公文を習いたい!とちびkanoeが言った時、私は乗り気ではありませんでした。
実は、私が幼少期時に公文を習っていた友達を見て、公文ってあまり意味がないんだなと感じたことがありました。子供ながら残酷(笑)
ちょうどタイミングよく公文の体験ができる月だったので無料体験をして、その後とうとう公文を習い始めることになりました。
▼公文の効果 最大のポイントは宿題
公文の効果の最大のポイントは宿題です。毎度、次の公文の教室日までの宿題をもらいます。
宿題は1教科1日10枚
公文は国語・算数・英語から教科を選択して受講できるので、生徒それぞれの宿題の量は違います。
例:【国語受講の場合】
国語の宿題 1日10枚×3日=計30枚
※2教科受講している場合は、単純に宿題が2倍です。
保育園・幼稚園後に毎日宿題をする時間をつくることが必須です。遊びたいざかり真っ只中なので、おもちゃの誘惑に負けそうになりながらも声をかけて一緒に宿題をやりました。
最初は楽しく宿題をやっていましたが、どんどんレベルが上がるにつれて宿題に追われはじめました。
また、公文は繰り返して学習するため、同じ内容の宿題が数回繰り返されます。子供にとっては「またこの問題か~」と飽きてしまうこともあります。飽きだすと宿題をするスピードが落ちます。
▼公文を習い始めて半年後のピンチ
宿題に追われ始めたころ、ちょうど公文を習い始めて半年後にピンチがやってきました。なんと仲のいい友達が引っ越すことに...
公文楽しくない。教室行きたくない。1人じゃ無理!ママも一緒に教室にいて!
毎回、教室の入口でウワンウワン泣いていました。
公文辞めてもいいよと言っても、泣きながら宿題をやっていました。
自分で決めたことを途中で投げ出してほしくないという、親の勝手な想いもありました。
公文となると泣く我が子を見て、本当に親子で葛藤した時間でした。
▼公文を習い始めて1年目目前で辞める決断
5歳になり、公文を習い始めて1年が経とうとするとき、とうとうちびkanoeが公文を辞めると決断します。
次の公文の時に、先生に辞めるって伝える!
本当によく頑張っていたので、本人が決断したのならそうしようと決まりました。が、文章が読めること・漢字が読めることを褒められる出来事がタイミングよく起こり、なんと公文をやっぱり続けると言い出しました!
それからは緊張しながらも、泣かずにまた教室に通い始めました。
家族以外の人に褒められて、嬉しかったのだろうと思います。公文の力が、自分の自信になった出来事でした。
▼公文を習い始めて3年目の効果
ずばり公文を習い始めて3年目の効果は、宿題を一人で出来るようになったことです!
そんなことかと思う方もいると思いますが、幼児が宿題を一人でするってすごいことなんです。
▼本の長文が読める
▼小1レベルの漢字が読める、書ける
▼主語、述語、装飾語を学び、話し方が変わる
などの成長ぶりも見えます。
公文のここがすごい!
こここにくるまで、公文の先生に色々相談して対応してもらったので続けてこれた部分があります。
1.教室の日でも、家でやってもいい
基本的には決められた曜日に教室で受講しますが、体調の悪い日や気分がのらない時など「今日は家でやります」と伝えるだけで家でできます。何度も宿題をもらって帰り、家でやりました。
たまに先生が教室に誘ってくれ、「やっぱり教室でやる!」と気持ちが変わることもあります。
2.宿題の量は相談できる
宿題の量を減らすなんて甘えるな!と言いたくなりましたが、本人の気持ちがのらないことには意味がないので出来る分だけの宿題をやっています。
宿題が7枚に減り、5枚に減り、さらに減り...落ちつきました。
3.どうしても泣く子は、親が隣に座って教室で受講させてくれる
緊張したり、親と離れたくなかったり不安になったり、教室で泣く子は少なからずいます。でも、親が隣に座って特別に受講させてくれます。
私も2度隣に座って受講させてもらいましたが、泣き止んで嬉しそうでした。
本人のレベルや性格にあった進め方をしてくれたので、3年目まで続けてこれたと思っています。
子供の変化・親の変化
学習面だけではなく、公文を習い始めて子も親も変化がありました。
★自分に自信がついた
何かをやり続けて褒められてを繰り返すうちに、自分はやればできるんだ!と口にするようになりました。
★時間を意識できるようになった
ストップウォッチを使って宿題の時間を計ったり、時計も読めるようになり、宿題の時間を決めたりと時間を意識するようになりました。
★待つことができるようになった
親が子供の行動を待てるようになりました。ついつい「宿題やった?いつやるの?」と鬼のように怒ってしまう日々もありましたが、今は落ち着いて待てるようになりました。
親にも変化があり、子供に成長させられているなと気がつきました。
▼4歳から公文を習い始めるのは無駄?のまとめ
公文を習い始めてから、本当に子供も親も試行錯誤が続いた日々でした。
そんなちびkanoeは4歳から公文を習い始めましたが、今では小学校2年生レベルの国語に日々励んでいます。そして、公文で友達も出来たようです。
自分の名前を漢字で書けるようになったよ!友達もできて、また楽しくなってきた!
自分で読める本が増えたり、散歩中に新しい言葉や漢字を見つけたり、今は公文を続けて良かったと思えることが多いそうです。
4歳で公文を習い始めることは無駄ではありませんでした。
3年目に入り、いつまで続けるのか分かりませんが本人が楽しいならOKです。
公文は、基本的に親が教室に入ることはできません。
でも、教科の理解度や宿題の量など先生に相談ができるのでとても助かっています。3年目に入ってようやく公文の効果を感じています。
6歳になったので、小学校の練習として宿題のタイミングは自分で決めてやってもらっています。
▼宿題に挫折する子
▼教室に行きたくない子
▼一人ではできない子
ちびkanoeは全て通りましたが、なんとか切り抜けて公文を続けてこられました。
もし、お子さんが公文に興味を持ったり公文をやってみたいと言ったら、3歳でも4歳でも公文を習い始めて無駄はないです!
最初の1、2年はサポートが大変な時もあるかもしれませんが、小学校の準備だと思って子供と楽しみながら公文を始めてみるのもいいと思います。
▶ちびknoaは、公文の他に通信教育もやっています。
公文では書いて学び、通信教育ではタブレットを使いこなしています。