生きることが辛くなった時、脳がうまく働いていないのかもしれません。今、必要なことは気持ちを強くもとう!もっと頑張れ!ではなく、今の脳や身体の状態を知り、辛さを分散することです。
今回は辛さの分散のお話です。少しだけここに寄っていきませんか?
生きることが辛くなった時にやってみてほしいこと
生きていると辛くなる時がありますね。内容や頻度は人それぞれですが、辛いということは同じです。
辛いことがあると全てが辛く感じてしまいがちですが、辛さを分散させるだけで気持ちが楽になることがあります。
今回は、生きることが辛くなった時に気持ちのとらえ方の視点を変えていく辛さの分散方法をお伝えします。一緒にやってみませんか?
辛さの分散方法
辛さの分散方法で必要なものは、紙とペンです。
①なぜ生きることが辛いのか紙に書きだす
裏紙でも全然いいので、なぜ生きることが辛いのかを紙に書きだしてみましょう。書き方はこんな感じです。
紙に、あなたの辛いをすべて吐き出します。
②紙に書きだした辛いことをチーム分けする
紙に書きだした辛いことをチーム分けします。
Aすぐ解決できる
Bすぐには出来ないけど、いずれ解決できる
Cすぐに解決できない
こんな感じです。ここで大切なことは、自分で解決できる、自分で解決できない目線でチームを分けることです。どのチームか判断できない時は空欄にしたり、1つ以上該当する時は両方書いたりなど自分で分かるようにして下さい。
ABCに分けたら、チームごとによく内容を見ていきましょう。
・Aは自分で何らかの行動ができます。
・Bは自分のこと以外も影響している可能性が高いです。時間が必要なのか、環境が必要なのかざっくり考えます。そうすると、すぐには自分で動けないけれど、何が原因で何を望んでいるのかが見えてきます。
例:
B仕事が上手くいかない
➡慣れない仕事を始めたばかりなので時間がかかる→仕事に慣れた人にコツを聞く→できることがあればやる、できなければまず自分はどうしたいか考える
・Cや該当しないものは、たくさんの時間や経験が必要なので現時点で深く考えないことにします。
辛さの分散方法の効果
紙に書いてチーム分けをして、気持ちはどうですか?辛さの分散方法の狙いは、辛さの解決ではなく整理です。
1つ嫌なことが起きると全てが終わったかのように人はとらえがちですが、視点を変えるだけで辛い気持ちが軽減します。これが辛さの分散です。また、紙に書きだすことが大切です。身体の内側でモヤモヤしているものを外に出すということで、自分の心を守ることに繋がります。
そして、実は辛さの反面には「こうなりたい自分」や「こうしたい自分」が隠れていることが多いです。自分の本当の想いに気づいてあげることはとても大切です。
他にも、辛さを分散させる方法をご紹介します。
▼紙に自分について100個書きだす
またまた用意するものは紙とペンです。
自分について100個書きだしましょう!ルールは、必ず100個書きだすこと。
書きだす時間や内容にルールはありません。長所でも短所でも、今のことでも昔のことでも、一日かけて、一ヶ月かけて、何でも書きましょう!
100個書くこと自体とても大変です。そして、自分のこととなると意外と浮かばない!でも100個書ききって下さい。
クスッと笑えたり、あらためて凹んだり、色んな自分に再度目を向けられると思います。
▼食事・睡眠・好きなことを意識する
規則正しい食事や睡眠をとりましょう、とは言いません。人それぞれ想いがあるように、食事や睡眠のスタイルもそれぞれです。
大切なのは、自分の一番心地よい食事と睡眠をする・好きなことをする時間をつくること。自分が心地よいと思える時間をつくることを意識します。
私は、好きな歌を聞く、お酒を飲む、好きなものをたらふく食べる。そして泣くときもたまにある!
生きることが辛くなった時のまとめ
生きることが辛くなった時は、辛さを分散しましょう。自分の気持ちのとらえ方や考え方、想いが見えてくると思います。
自分を誰かと比べる必要はなく、自分を再度知るタイミングが来たと感じて下さい。それが大きく変わる時です。
辛さの分散方法は、紙とペンを用意したらあとは書く、書く、書く。
①なぜ生きることが辛いのか紙に書きだす
②紙に書きだした辛いことをチーム分けする
書きだしたものは誰に見せるわけでもなく、提出するわけでもないので気にせず書こう!
生きることは大変です。今日も生きた自分は素晴らしい!
自分の本当の想いに少しでも気づけただけで、今日は特別な一日です。
友達がいるなら話を聞いてもらってください。
親に話せるなら話してください。
誰もいないなら紙に書きだしてください。
▶最後に、子供も私も好きな本をひとつご紹介します。
すきなことにがてなことを読むと、肩の力がスッと抜けます。
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生きていることが辛くなったら、辛さを分散して、少しでも心を軽くしてくださいね。