二人目が生まれても子育てしやすいと聞く5歳差姉弟。それは、5歳差姉弟の頼りになる上の子のおかげです。
でも、上の子だってまだ小さい。今回は、まだまだママに甘えたい上の子への接し方のコツをまとめました。
本記事の目次
1.上の子への接し方のコツ
1-1.弟が産まれて何でも手伝いたい上の子への接し方
1-2.弟をかまう親の顔を観察している上の子への接し方
1-3.抱っこして!が増えてきた時の接し方
2.弟が産まれてから上の子にインタビューしてみた
3.究極の接し方
4.まとめ
1.上の子への接し方とコツ
上の子の接し方は、実は生まれたての弟以上にとても気にかけてほしいことです。
1-1.弟が生まれて何でも手伝いたい上の子への接し方
弟が生まれてから「私はお姉ちゃんだから!」と、とても張りきってくれます。
ママやパパがやっている事を自分もやりたい!弟のお世話したい!という気持ちが強く出てきます。
そして、上の子に「抱っこしとくね!ミルクあげるね!」と言われると、危ないからやめてと思ってしまうのが親目線です。
➡接し方のコツ「ありがとう、助かるよ」とまずは感謝を伝えてから、一部のお手伝いを任せる
ありがとうと言われたら、大人でも自分は役に立っているという気持ちになります。子供も同じです。そして大切なのは、全部ではなく一部を任せることです。
▼抱っこなら、オムツは青い線が出てないか確認してもらう→オムツを持ってきてもらう
▼ミルクなら、哺乳瓶に粉ミルクを入れるところまで一緒に行う などなど
一部のお手伝いを、具体的に伝えたり一緒に行うだけで上の子はお世話ができたと満たされます。
※もっとやりたいという時は、安全なら出来る限りやらせてあげる事をおすすめします。
時にはミルクをこぼしてしまったり失敗もするけれど、ここでは上の子の気持ちに沿うことが大切です
1-2.弟をかまう親の顔を観察している上の子への接し方
5歳差となると、赤ちゃんってこんなに小さかった?こんなに可愛いの?と乳児の誘惑に惑わされます。下の子を抱っこしながら、ほっぺにチューしたり、○○でちゅねーなんか言っていると感じる視線...上の子が「さっきから弟にかまいすぎじゃない?」オーラを放っています。
➡接し方のコツ 目をそらさずに「はい、次は△△(上の子の名前)の番だよ~」とテンションを上げて同じことをする
ほっぺにチューしたり、○○でちゅねと言ってももちろん大歓迎ですが、嫌がる上の子もいます。子供が喜ぶのは、やはり抱っこしてギューッです。そして、お姉ちゃんではなく名前で呼んであげて下さい。
目が合って気まずい時こそ、上の子にかまうチャンスです。
1-3.抱っこして!が増えてきた時の接し方
弟が生まれる前までは、抱っこも遊びも全部自分の時間だった上の子。しかし、急に思い通りにいかなくなり、待つことが多くなり、ママのひざも独占できなくなりモヤモヤし始めます。弟が生まれて嬉しい反面、同じくらい寂しい気持ちも抱きます。
➡接し方のコツ 子供に「抱っこして!」と言われる前に抱っこをするタイミングを決めておく
気が付くと後回しになる、上の子の抱っこ。
下の子は泣くとすぐに抱っこするのに、上の子には「ちょっと待ってね」と言いがちです。手が離せない時に限って「抱っこして」と言われるので親もだんだんイライラしてきます。
外から帰ってきた時・朝起きた時・寝る前など抱っこするタイミングをいくつか決めておくといいです。
タイミングを決めて、「抱っこさせて~!」と行くと、とても喜んでくれます。
2.弟が生まれてから上の子にインタビューしてみた
この際上の子に気持ちを聞いてみようと思い、いくつかインタビューをしてみました。
エアーマイクでインタビューすると、楽しいのか素直に話してくれました。
弟が生まれてどんな気持ちだった?
すっっごく嬉しかった!やっと弟に会えたと思った。
寂しくなる時はどんなとき?
寂しくなるのは、弟は泣くとすぐ抱っこなのに、私が言うと「ちょっと待って」ばっかりな時。弟はいいなって思うよ。でも、ママも大変そうだからうまく言えないの。
うまく言えない時は、ママやパパになんと言ってほしい?
うーん。抱っこできなくても一瞬だけギューとしてほしい。
忙しくても、一瞬だけでもギューとしてほしいと聞いたとき胸が締め付けられました。たった一瞬でも、この子にとっては嬉しいことなんだなと気づいた瞬間でした。
3.究極の接し方
上の子を優先しようと色々と工夫をしますが、何より大切な接し方があります。
究極の接し方は、ママと二人だけの時間をつくることです。
毎日どんなに上の子の気持ちを満たしても、『ママとだけの時間』に勝てる者はいません。ママとの時間が欲しいと言えない子もいるので、ママから提案すると喜ぶこと間違いなしです。
普段から上の子の話を聞いているから、大丈夫だと思っていましたがママとの時間が足りない!と泣かれました。
我が家では、
★下の子が寝てからママ・パパを独占する時間
★休みの日は、数時間だけでも二人で出かける・部屋で二人だけで遊ぶ
★寝る前に本を2冊読む
を続けて実践しています。
⇩5歳差姉弟が好きな本です。上の子はよく弟に読んであげています。
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4.まとめ
上の子への接し方は、実は親がほんの少し意識するだけで変わります。
5歳差の姉弟だと、上の子が食事・トイレ・お風呂・遊びと自分で出来ることが多いので負担は少ないですし、助かります。でも、もちろんできないことも多いです。
それでも手助けしてくれるママのヒーローに、ぜひ毎日ありがとうを伝えましょう!
頼りになるので色々と頼ってしまいますが、頼りっぱなしはいけません。いつの間にか大きくなったけど、つなぐ手はまだまだ小さいです。
さいごに、すぐに実践できる接し方をお伝えします。
❶「うんうん、そうだね」と相槌をうちながら目を見て話を聞く
❷「○○やったら、△△やろう」とすぐに出来ない時は提案をする
❸つい怒ってしまったら、どんな時でも必ず理由を伝えて謝る
ママだって、イライラしたり疲れる時もあります。家事を何もしない日や好きなことをする日を作って、姉弟とたくさん触れ合ってください。
子育てブログ:ママがいいと泣く子供 もしかしたら繊細さんかも?大切な接し方